• 検索結果がありません。

Pro Tools®| Software および Pro Tools | HD Softwareの新機能 12.5 および12.5.1

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Pro Tools®| Software および Pro Tools | HD Softwareの新機能 12.5 および12.5.1"

Copied!
56
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Pro Tools

®

| Software

および

Pro Tools | HD Software

の新機能

バージョン

12.5

および

12.5.1

(2)

ご利用にあたって

© 2016 Avid Technology, Inc., (“Avid”), all rights reserved. Avidの書面による許可なく、本書の一部または全てを複製することは著 作権法により禁じられています。

003, 192 Digital I/O, 192 I/O, 96 I/O, 96i I/O, Adrenaline, AirSpeed, ALEX, Alienbrain, AME, AniMatte, Archive, Archive II, Assistant Station, AudioPages, AudioStation, AutoLoop, AutoSync, Avid, Avid Active, Avid Advanced Response, Avid DNA, Avid DNxcel, Avid DNxHD, Avid DS Assist Station, Avid Ignite, Avid Liquid, Avid Media Engine, Avid Media Processor, Avid MEDIArray, Avid Mojo, Avid Remote Response, Avid Unity, Avid Unity ISIS, Avid VideoRAID, AvidRAID, AvidShare, AVIDstripe, AVX, Beat Detective, Beauty Without The Bandwidth, Beyond Reality, BF Essentials, Bomb Factory, Bruno, C|24, CaptureManager, ChromaCurve, ChromaWheel, Cineractive Engine, Cineractive Player, Cineractive Viewer, Color Conductor, Command|8, Control|24, Cosmonaut Voice, CountDown, d2, d3, DAE, D-Command, D-Control, Deko, DekoCast, D-Fi, D-fx, Digi 002, Digi 003, DigiBase, Digidesign, Digidesign Audio Engine, Digidesign Development Partners, Digidesign Intelligent Noise Reduction, Digidesign TDM Bus, DigiLink, DigiMeter, DigiPanner, DigiProNet, DigiRack, DigiSerial, DigiSnake, DigiSystem, Digital Choreography, Digital Nonlinear Accelerator, DigiTest, DigiTranslator, DigiWear, DINR, DNxchange, Do More, DPP-1, D-Show, DSP Manager, DS-StorageCalc, DV Toolkit, DVD Complete, D-Verb, Eleven, EM, Euphonix, EUCON, EveryPhase, Expander, ExpertRender, Fairchild, FastBreak, Fast Track, Film Cutter, FilmScribe, Flexevent, FluidMotion, Frame Chase, FXDeko, HD Core, HD Process, HDpack, Home-to-Hollywood, HyperSPACE, HyperSPACE HDCAM, iKnowledge, Impact, Improv, iNEWS, iNEWS Assign, iNEWS ControlAir, InGame, Instantwrite, Instinct, Intelligent Content Management, Intelligent Digital Actor Technology, IntelliRender, Intelli-Sat, Intelli-Sat Broadcasting Recording Manager, InterFX, Interplay, inTONE, Intraframe, iS Expander, iS9, iS18, iS23, iS36, ISIS, IsoSync, LaunchPad, LeaderPlus, LFX, Lightning, Link & Sync, ListSync, LKT-200, Lo-Fi, MachineControl, Magic Mask, Make Anything Hollywood, make manage move|media, Marquee, MassivePack, MassivePack Pro, Maxim, Mbox, Media Composer, MediaFlow, MediaLog, MediaMix, Media Reader, Media Recorder, MEDIArray, MediaServer, MediaShare, MetaFuze, MetaSync, MIDI I/O, Mix Rack, Moviestar, MultiShell, NaturalMatch, NewsCutter, NewsView, NewsVision, Nitris, NL3D, NLP, NSDOS, NSWIN, OMF, OMF Interchange, OMM, OnDVD, Open Media Framework, Open Media Management, Painterly Effects, Palladiium, Personal Q, PET, Podcast Factory, PowerSwap, PRE, ProControl, ProEncode, Profiler, Pro Tools, Pro Tools|HD, Pro Tools LE, Pro Tools M-Powered, Pro Transfer, QuickPunch, QuietDrive, Realtime Motion Synthesis, Recti-Fi, Reel Tape Delay, Reel Tape Flanger, Reel Tape Saturation, Reprise, Res Rocket Surfer, Reso, RetroLoop, Reverb One, ReVibe, Revolution, rS9, rS18, RTAS, Salesview, Sci-Fi, Scorch, ScriptSync, SecureProductionEnvironment, Shape-to-Shape, ShuttleCase, Sibelius, SimulPlay, SimulRecord, Slightly Rude Compressor, Smack!, Soft SampleCell, Soft-Clip Limiter, SoundReplacer, SPACE, SPACEShift, SpectraGraph, SpectraMatte, SteadyGlide, Streamfactory, Streamgenie, StreamRAID, SubCap, Sundance, Sundance Digital, SurroundScope, Symphony, SYNC HD, SYNC I/O, Synchronic, SynchroScope, Syntax, TDM FlexCable, TechFlix, Tel-Ray,

Thunder, TimeLiner, Titansync, Titan, TL Aggro, TL AutoPan, TL Drum Rehab, TL Everyphase, TL Fauxlder, TL In Tune, TL MasterMeter, TL Metro, TL Space, TL Utilities, tools for storytellers, Transit, TransJammer, Trillium Lane Labs, TruTouch, UnityRAID, Vari-Fi, Video the Web Way, VideoRAID, VideoSPACE, VTEM, Work-N-Play, Xdeck, X-Form, and XMON are either registered trademarks or trademarks of Avid Technology, Inc. in the United States and/or other countries. Bonjour、Bonjourロゴ、BonjourシンボルはApple Computer, Inc.

の商標です。 ThunderboltおよびThunderboltロゴは、米国およびその他の国にお けるIntel Corporationの商標です。 この製品は、米国またはその他の国の1つまたは複数の特許によって保護 されている場合があります。詳細については、www.avid.com/patents でご確認ください。 製品の機能、仕様、システム要件、および販売・在庫は、予告なく変更 されることがあります。

(3)

iii

1

バージョン

12.5

および

12.5.1

Pro Tools | Software

Pro Tools | HD Software

の新機能

. . . 1

Pro Tools 12.5

の新機能と改善点

. . . 1

Pro Tools 12.5.1

の新機能と改善点

. . . 2

システムの必要条件と互換性情報

. . . 2

Pro Tools

のマニュアルで使用される表記法

. . . 2

2

Pro Tools Cloud . . . 3

クラウドでのコラボレーション

. . . 3

Avid

マスター・アカウント

. . . 3

3

Pro Tools

のプロジェクト

. . . 5

Pro Tools

のプロジェクト

. . . 5

Avid

マスター・アカウントのサインインとサインアウト

. . . 6

ダッシュボード・ウィンドウ

. . . 6

テンプレートを使用して新しいセッションを作成する

. . . 9

新しい空のプロジェクトを作成する

. . . 10

最近使用したプロジェクトを開く

. . . 11

プラグインを非アクティブにしてプロジェクトを開く

. . . 11

セッション・データのインポート

. . . 12

プロジェクトの保存

. . . 13

セッションをプロジェクトとして保存する

. . . 13

プロジェクトをセッションとして保存する

. . . 14

プロジェクトのメタデータ

. . . 15

プロジェクトを閉じる

. . . 16

プロジェクト名の変更

. . . 16

ローカル・キャッシュの削除

. . . 16

プロジェクトの削除

. . . 17

クラウドからプロジェクトを復元する

. . . 17

最新の自動バックアップを開く

. . . 18

目次

(4)

4

アーティスト・チャット・ウィンドウ

. . . 19

プロファイルの設定

. . . 20

連絡先

. . . 21

通知

. . . 22

プロジェクト

. . . 23

チャット

. . . 26

チャット・メッセージまたはプロジェクト・メッセージの編集

. . . 30

チャット・メッセージとプロジェクト・メッセージのフィルタリング

. . . 30

絵文字と記譜のパネル

. . . 30

プロジェクト・リストまたはチャット・リストでアイテムのピン留めやピンの解除を行う

. . . 31

アーティスト・チャットのオフラインとオンラインを切り替える

. . . 32

5

トラックのコラボレーション

. . . 33

プロジェクトの共有とコラボレーション

. . . 33

共有される項目

. . . 33

共有されない項目

. . . 35

プロジェクトの所有権

. . . 35

トラックの所有権とトラック・データの競合

. . . 35

編集ウィンドウのトラック・コラボレーション・ツール

. . . 35

トランスポート・ウィンドウのトラック・コラボレーション・ツール

. . . 36

グローバル・トラック・コラボレーション・ツール

. . . 36

編集ウィンドウとミックス・ウィンドウのトラック・コラボレーション・コントロール

. . . 40

トラック・コラボレーションの各種コントロール

. . . 41

ルーラー・コラボレーションの各種コントロール

. . . 45

コラボレーションの初期設定

. . . 48

6

その他の機能拡張

. . . 49

QuickTime

へのバウンス時にタイムコード・トラックを置き換える

. . . 49

Avid Interplay

が搭載された

Pro Tools

での

XDCAM AirSpeed

ワークフローのサポート

. . . 50

7

Pro Tools 12.5.1

の新機能

. . . 51

ダッシュボードを使用したプロジェクト・コラボレーションの招待機能

. . . 51

(5)

1

1

章:バージョン

12.5

および

12.5.1

Pro Tools |

Software

Pro Tools | HD Software

の新機能

バージョン

12.5

および

12.5.1

Pro Tools

®

Software

Pro Tools | HD Software

で は、

Mac OS X

Windows

の対応バージョン向け新機能が追加され、 一部の機能が改善されています。

Pro Tools 12.5

の新機能と改善点

Pro Tools Cloud

Pro Tools

には、

Avid

マスター・アカウントに関連付 けられている一定量のクラウド・ストレージが付属し ています。

Pro Tools

プロジェクト

Pro Tools 12.5

には、

Pro Tools

のプロジェクトを使 用するクラウド・コラボレーション機能が導入されて います。「プロジェクト」と呼ばれる新しいセッション・ タイプを作成できるようになりました。プロジェクトは、 クラウドに対応したセッションです。プロジェクトは、

Avid

マスター・アカウントに関連付けられた

Avid

ク ラウド・アカウントに保存されます。プロジェクトを 使用すると、他の

Pro Tools

ユーザーをプロジェクト に招待し、トラックごとにコラボレーションを行うこ とができます。同様に、他の

Pro Tools

ユーザーから プロジェクトへの招待を受けて、コラボレーションを 行うこともできます。

アーティスト・チャット

アーティスト・チャット機能を使用すると、他の

Pro

Tools

ユーザーを検索してプロジェクトに招待し、コラ ボレーションを行うことができます(他のユーザーか らプロジェクトへの招待を受けることもできます)。コラ ボレーション・プロセスの実行中は、テキスト・チャッ ト機能を使用して他のユーザーとコミュニケーション をとることができます。

トラックベースのコラボレーション

Pro Tools

では、プロジェクトをクラウドにアップロー ドし、同じプロジェクト上で他のユーザーとトラック ごとにコラボレーションを行うことができます。

その他

Pro Tools 12.5

には、以下に示す機能と改善点も導入 されています。

• QuickTime Bounce

を使用したタイムコードのエク スポート機能

[再生サーバーに送信](

Send to Playback

)オプショ ンで

XDCAM MXF

メディアを使用するための

Pro

Tools Avid Interplay

の拡張

• Pro Tools 12.5

には、更新された

AVE

Avid Video

Engine

)も付属しています。

AVE

は、一般的なコー ドベースの更新機能です。そのため、このバージョ ンの

AVE

に新機能が導入されているわけではあり ませんが、全体的な安定性が向上しています。

(6)

2

Pro Tools 12.5.1

の新機能と改善点

ダッシュボードを使用したプロジェクト・コラボ レーションの招待機能

チャット・ウィンドウでプロジェクトを開く機能

システムの必要条件と互換性情報

Avid

は、動作確認が行われたハードウェアとソフト ウェアに対してのみ互換性を保証し、サポートを提供 します。 システムの完全な必要条件と推奨コンピュータ、オペ レーティング・システム、ハード・ドライブ、サード パーティ機器については以下をご覧ください。

www.avid.com/compatibility

Pro Tools

のマニュアルで使用される

表記法

Pro Tools

のマニュアルでは、メニューの選択、キー ボード・コマンド、マウス・コマンドを以下の表記法 に従って示します。 : 画面に表示される[コマンド](Commands)、[オプ ション](Options)、[設定](Settings)の名前はそれ ぞれフォントが異なります。 重要な情報については、以下の記号が使用されてい ます。 表記法 アクション [ファイル](File)> [保存](Save) [ファイル](File)メニューから [保存](Save)を選択します。 Control+N Controlキーを押したまま、Nキー を押します。 Control-クリック Controlキーを押したまま、マウ スボタンをクリックします。 右クリック 右側のマウスボタンをクリックし ます。 システムを最大限に活用する上で役立つヒント です。 データやシステムのパフォーマンスに影響する 重要な注意を記載しています。 コンピューターのキーボードやマウスで使用で きる便利なショートカットを紹介しています。 このマニュアルとその他の

Avid

マニュアルの セクションの関連セクションを示すクロスリ ファレンスです。

(7)

3

2

章:

Pro Tools Cloud

Pro Tools

を契約すると、標準サポートを受けることがで きるだけでなく、

Avid

マスター・アカウントに付属する一 定量のクラウド・ストレージも使用することができます。

Pro Tools 12.5

の永続ライセンスを購入すると(または、

Pro Tools 12.5

の永続ライセンスにアップグレードす ると)、バージョン

12.5

のソフトウェアを無期限で使用 することができますが、標準サポート契約とクラウド・ス トレージについては有効期限が設定されています。 製品を契約した場合も永続ライセンスを購入した場合も、 追加のストレージやサポート契約オプションをいつでも 購入することができます。 詳細については、以下のサイトを参照してください。

http://www.avid.com/pro-tools

クラウドでのコラボレーション

Pro Tools

では、セッションだけでなくプロジェクトも作 成することができます。プロジェクトはセッションと似 ていますが、ローカルのコンピュータで使用するのでは なく、

Avid

クラウド・アカウントで使用する点が異なり ます。

Avid

マスター・アカウントを使用すると、バー ジョン

12.5

以降の認証済み

Pro Tools

がインストールさ れているオンライン状態のすべてのコンピュータから、 プロジェクトとそれに関連するメディアにアクセスする ことができます。また、バージョン

12.5

以降の

Pro Tools

を使 用 し てい る 世界 中 の

Avid Artist Community

の ユーザーと、個別のトラック単位でコラボレーションを 行うことができます(クラウドにアクセスできる環境が 必要です)。 プロジェクトを使用すると、以下のことが可能になります:

自分専用のストレージ・スペースにセッションをポス トする

オンラインとオフラインを切り替えて作業を行う(ただ し、初めてプロジェクトを作成する場合は、オンライ ン状態でサインインする必要があります)

他のユーザーをプロジェクトに招待してコラボレー ションを行う

• Pro Tools

で直接テキスト・チャットを使用して他の 参加者とコミュニケーションをとる

• Avid

マーケットプレイスでつながりを広げる

Avid

マスター・アカウント

Avid

マスター・アカウントを使用すると、すべてのユー ザー・アカウントと認証情報に簡単にアクセスすること ができます。

Avid

マスター・アカウントに登録するには、

Avid.com

にアクセスして[サインイン](

Sign In

)をク リックします。

Avid

マスター・アカウントを作成する](

Create Avid

Master Account

)の下で、必須フィールドに情報を入力 します。 マスター・アカウントは、複数のセクションに分かれて います。

Avid

サポート・センター、ダウンロード・セン ター、

Avid

コミュニティは、それぞれリンクされている 必要があります。すでにアカウントを持っている場合は、 [このアカウントをリンク](

Link this account

)を選択

します。[アカウントの作成](

Create Account

)を選択 した場合は、必須フィールドに情報を入力して[送信] (

Submit

)をクリックします。 ポータル・アカウントがすでに作成されていて、マスター・ アカウントを作成したときと同じ

E

メール・アドレスを使 用している場合は、ポータル・アカウントとケース履歴が すでにリンクされているため、[マイ・アカウントにアク セス](

Access my account

)ボタンが画面に表示されます。

(8)

4

Avid

マスター・アカウントに各種アカウント

をリンクする

以下のアカウントをマスター・アカウントにリンクする ことができます。

• account.avid.com

(「

MyDigi

」アカウントを持ってい る場合は、このアカウントがすでに登録されています)

• Avid Store

shop.avid.com

ダウンロード・センター(

esd.avid.com

• Avid

ビデオ・コミュニティ(

community.avid.com

サ ー ビ ス お よ び カ ス タ マ ー・サ ポ ー ト・ポ ー タ ル (

http://www.avid.com/learn-and-support/contact-support

) これらのアカウントをマスター・アカウントにリンクす ると、アカウントのログイン情報を一度入力するだけで、 すべてのアカウントにアクセスできるようになります。

ユーザー名とパスワードの変更

Avid

マスター・アカウントにログインしてページ右上の [マイ・アカウント](

My Account

)を選択すると、ログ インの認証情報を変更することができます。必要な情報 を入力したら、現在のユーザー名またはパスワードの横 にある[変更](

change

)リンクをクリックして、認証 情報を変更します。

E

メール・アドレスの変更

Avid

マスター・アカウントにリンクされている

E

メー ル・ア ド レ ス を 変 更 す る に は、以 下 の サ イ ト に あ る フォームに必要な情報を入力して、変更要求を送信して ください。

avid.force.com/Support/RegistrationCaseCreation

(9)

5

3

章:

Pro Tools

のプロジェクト

Pro Tools

のプロジェクト

Pro Tools

のプロジェクトは、オンライン・セッションに 似ています。プロジェクトを使用すると、オンライン状 態の任意のシステムからセッションにアクセスすることが できます。また、プロジェクトを使用して、他のユーザー とリモートでコラボレーションを行うこともできます。

Pro Tools

は、ローカルのプロジェクトとそれに関連する メディアを、オンライン・アカウントに自動的に同期し ます。 初めてプロジェクトを作成する場合はオンライン状態に なっている必要がありますが、その後は、サインインした ままオフライン状態で作業を行うことができます。オフラ イン状態からオンライン状態に戻ると、

Pro Tools

Avid

アプリケーション・マネージャーにより、ローカル・プロ ジェクトとオンライン・アカウントが同期されます。この 同期プロセスはバックグラウンドで実行され、

Pro Tools

のタスク・マネージャー([ウィンドウ](Window)> [タスクマネージャ](Task Manager)を選択)でモニ ターすることができます。 プロジェクトのデータとメディアはバンドルされてローカ ルのストレージにキャッシュされますが、ファイル・シス テム内を移動してプロジェクトを開くことはできません。 プロジェクトにアクセスするには、

Pro Tools

のダッシュ ボードを使用する必要があります。ダッシュボード上では、 プロジェクトとセッションはプロジェクト・アイコンで 区別されます。 [コピーを保存](Save Copy In)コマンドを使用すると、 セッションをプロジェクトとして保存することができ ます。この操作により、既存のセッションがクラウド・ コラボレーション用のプロジェクトとして保存されます。 同様に、プロジェクトをセッションとして保存することも できます。完了したプロジェクトをアーカイブする際に、 プロジェクトをセッションとして保存することをお勧め します。こうすることにより、

Avid

クラウド・アカウン トのストレージ領域を解放することができます。

共有プロジェクトと所有権

プロジェクトを作成したユーザーが、そのプロジェクトの 所有者になります。プロジェクトにポストされたメディ アは、そのメディアをポストしたのがプロジェクトの所 有者であるか参加者であるかにかかわらず、すべてプロ ジェクト所有者のストレージ割り当て量としてカウント されます。ポストされたメディアが参加者のストレージ 割り当て量としてカウントされることはありません。 ダッシュボード上のプロジェクト・アイコンにカーソル を置くと、そのプロジェクトの名前と所有者を示すツー ルチップが表示されます。 メタデータ・インスペクター([ウィンドウ](Window)> [メタデータインスペクター](Metadata Inspector)を選 択)で、プロジェクトの所有者を確認することもできます。 プロジェクト・アイコン プロジェクトの名前と所有者を示すツールチップ

(10)

6

ローカル・キャッシュの場所の設定

プロジェクトのすべてのデータとメディアは、

Avid

クラ ウド・アカウントとローカル・キャッシュの両方に保存 されます。ローカルのプロジェクト・キャッシュは、デ フォルトでシステム・ドライブに保存されます。ただし、

Pro Tools

のパフォーマンスを最適化するには、オーディ オの録音でシステム・ドライブを使用するのではなく、 可能であればローカル・プロジェクト・キャッシュを外 部ドライブに設定することをお勧めします。プロジェク ト・キャッシュの保存場所は、

Pro Tools

の操作初期設 定で変更することができます。 ローカルのプロジェクト・キャッシュの保存場所を設定するには: 1[設定](Setup)>[初期設定](Preferences)を選 択します。 2[操作](Operation)タブをクリックします。 3[プロジェクト・メディア・キャッシュ](Project Media Cache)の[変更](Change)ボタンをクリックします。 4 [開く]

Open

)ダイアログで、プロジェクト・メディ ア・キャッシュを保存する場所に移動して[開く] (Open)をクリックします。

Avid

マスター・アカウントのサインイン

とサインアウト

プロジェクトの作成や起動を行うには、最初に

Avid

マ スター・アカウントにサインインする必要があります。

Avid

マスター・アカウントは、

Pro Tools

に登録すると きに作成します。アカウントにサインインしてプロジェ クトの作成や起動を行うと、オンラインとオンラインの どちらで作業を行うかを選択することができます。 Avidマスター・アカウントにサインインするには: 1 以下のいずれかを行います。

ダッシュボード・ウィンドウで、[サインイン](Sign In) をクリックします。

ダッシュボード・ウィンドウで、

Command+S

キー (

Mac

の場合)または

Control+S

キー(

Windows

場合)を押します。

• Pro Tools

で、[ファイル](File)>[サインイン](Sign

In)を選択します。 2

Avid

マスター・アカウントの

E

メール・アドレスと パスワードの入力画面が表示されます。 3[サインイン](Sign In)をクリックします。 Avidマスター・アカウントからサインアウトするには、以下の いずれかを行います:  ダッシュボード・ウィンドウで、[サインアウト](Sign Out)をクリックします。  ダッシュボード・ウィンドウで、

Command+S

キー (

Mac

の場合)または

Control+S

キー(

Windows

場合)を押します。

Pro Tools

で、[ファイル](File)>[サインアウト](Sign

Out)(<ユーザー名>)を選択します。

ダッシュボード・ウィンドウ

Pro Tools

を初めて起動すると、ダッシュボード・ウィ ンドウが表示されます。ダッシュボードを使用すると、 新しいプロジェクトの作成や既存のプロジェクトの起動 をすばやく簡単に行うことができます。起動時にダッシュ ボードを表示するかどうかは、

Pro Tools

の表示初期設 定([設定](Settings)>[初期設定](Preferences)> [表示](Display)を選択)で指定することができます。 Avidマスター・アカウントへのサインイン

(11)

7

Pro Tools

を初めて起動すると、ダッシュボード・ウィン ドウが表示されます。このダッシュボードで、以下のい ずれかの操作を行います。

テンプレートを使用して新しいプロジェクトを作成 する。

新しい空のプロジェクトを作成する。

最後に使用した

10

件のセッションまたはプロジェク トを開く。

システム内の他のセッションを開く。

自分が作成したプロジェクト、または現在コラボレー ションを行っているプロジェクトを開く。 ダッシュボード・ウィンドウを起動または終了するには、以下の いずれかを行います: [ファ イル](File)>[新 規](New)を 選 択 す る か、

Command+N

キー(

Mac

の場合)または

Control+N

キー(

Windows

の場合)を押します。

[フ ァ イ ル](File)>[プ ロ ジ ェ ク ト を 開 く](Open

Project)を選択するか、

Command+Option+N

キー (

Mac

の場合)または

Control+Alt+N

キー(

Windows

の場合)を押します。

ダッシュボードのコマンド、オプション、設定

ダッシュボードには、セッションとプロジェクトの作成 や起動を行うためのオプションが用意されています。 ダッシュボードのグローバルなコマンドと設定 サインイン

/

サインアウト(

Sign In/Out

[サインイン

/

サインアウト](

Sign In/Out

)リンクは、すべてのタブ で表示されます。

Avid

マスター・アカウントにサインイ ンするには、[サインイン](Sign In)をクリックします。 アカウントにサインインすると、自分が所有するすべて のプロジェクトでの

Avid

クラウド・ストレージの使用量 がパーセンテージで表示されます。他のユーザーが所有 している共有プロジェクトにメディアをポストすると、 そのメディアの使用量は、そのプロジェクトの所有者の クラウド・ストレージ割り得て量に対してカウントされ ます。アカウントからサインアウトするには、[サインア ウト](Sign Out)をクリックします。

ディスクから開く(

Open from Disk

)(セッション専

用オプション)ローカル・システムに保存されているセッ ションに移動してそのセッションを開くには、このオプ ションをクリックします。

Command+O

キー(

Mac

の 場合)または

Control+O

キー(

Windows

の場合)を押 しても、同じ操作が実行されます。 キャンセル(

Cancel

プロジェクトの作成や起動を行 うことなくダッシュボード・ウィンドウを終了するには、 このオプションをクリックします。

作成(

Create

/

開く(

Open

[作成](Create)をク リックするとダッシュボードが終了し、入力したプロ ジェクト設定を使用して新しいプロジェクトが作成され ます([作成](Create)タブのみ)。[開く](Open)をク リックすると、選択したプロジェクトが開きます([最近] (Recent)タブと[プロジェクト](Project)タブのみ)。

Return

キー(

Mac

の場合)または

Exit

キー(

Windows

の場合)を押しても、プロジェクトの作成や起動を行う ことができます。 起動時に表示(

Show on Startup

このオプションを 無効にすると、

Pro Tools

の起動時にダッシュボードが表 示されなくなります。

Pro Tools

の起動時にもう一度ダッ シュボードを表示させるには、[設定](Settings)>[初期 設定](Preferences)>[表示](Display)を選択して [Pro Toolsの起動時にダッシュボードウィンドウを表示] (Show Dashboard window when Pro Tools starts)

オプションを有効にします。

(12)

8 [作成]タブの設定 [作成](Create)タブが表示されない場合は、以下のいずれか を行います。  ダッシュボードで[作成](Create)タブをクリック します。  ダッシュボードで、

Command+1

キー(

Mac

の場合) または

Control+1

キー(

Windows

の場合)を押し ます。  ダッシュボードで、

Command

キーを押しながら上下 の矢印キーを押してタブを切り替えます。

Pro Tools

で、[ファイル](File)>[新規作成](Create

New)を選択するか、

Command+N

キー(

Mac

の 場合)または

Control+N

キー(

Windows

の場合)を 押します。

Pro Tools

で、[ファイル](File)>[新規作成](Create

New)を選択するか、

Command+N

キー(

Mac

の 場合)または

Control+N

キー(

Windows

の場合)を 押します。 タイプ(

Type

このオプションを使用して、プロジェク ト(クラウド)とセッション(ローカル)のどちらのタイ プを作成するのかを指定します。

Command

キーを押し ながら左右の矢印キーを押すか(

Mac

の場合)、

Control

キーを押しながら左右の矢印キーを押すと(

Windows

の場合)、タイプを切り替えることができます。 名前(

Name

プロジェクトの名前を入力します。

テンプレートから作成(

Create from Template

テ ン プレートを使用してプロジェクトを作成する場合は、この オプションを有効にします。 テンプレートグループ(

Template Group

確認した いテンプレート・グループを選択します。

Option

キーを 押しながら上下の矢印キーを押すか(

Mac

の場合)、

Alt

キーを押しながら上下の矢印キーを押すと(

Windows

の場合)、使用可能なテンプレート・グループをスクロー ルすることができます。 ファイル・タイプ(

File Type

プロジェクトのファイル・ タイプ(

WAV

または

AIFF

)を設定します。

Command+F

キー(

Mac

の場合)または

Control+F

キー(

Windows

の場合)を押すと、

2

つのファイル・タイプを切り替え ることができます。 サンプル・レート(

Sample Rate

プロジェクトのサ ンプル・レートを設定します。

Command+R

キー(

Mac

の場合)または

Control+R

キー(

Windows

の場合)を 押すと、画面をスクロールすることができます。 ビット・デプス(

Bit Depth

プロジェクトのビット・ デプス(

16

ビット、

24

ビット p、または

32

ビットの浮 動小数点)を設定します。

Command+B

キー(

Mac

の 場合)または

Control+B

キー(

Windows

の場合)を押 すと、使用可能なオプションを切り替えることができ ます。

I/O

設定(

I/O Settings

プロジェクトで使用する

I/O

設定を指定します。

Command+I

キー(

Mac

の場合)ま たは

Control+I

キー(

Windows

の場合)を押すと、使用 可能なI/O設定のオプションを切り替えることができます。 インターリーブ(

Interleaved

このオプションを有効 にすると、インターリーブ・ステレオのオーディオ・ファ イルがプロジェクト内に作成されます。

Command+G

キー(

Mac

の場合)または

Control+G

キー(

Windows

の場合)を押すと、[インターリーブ](Interleaved)オプ ションの有効と無効を切り替えることができます。

保存場所を選択(

Prompt for Location

)(セッショ ン専用オプション)こ の オ プ シ ョ ン を 有 効 に す る と、 セッションの保存場所を指定するためのプロンプトが表 示されます。[保存場所を選択](Prompt for Location)

オプションを有効にすると、[場所](Location)オプショ ンが自動的に無効になります。 場所(

Location

)(セッション専用オプション)セッショ ン の デ フ ォ ル ト の 保 存 場 所 を 指 定 す る に は、[場 所] (Location)ボタンをクリックします。[場所](Location) オプションを有効にすると、[保存場所を選択](Prompt for Location)オプションが自動的に無効になります。 [最近]タブ [最近](Recent)タブを表示するには、ダッシュボード で[最近](Recent)タブをクリックするか、

Command+2

キー(

Mac

の場合)または

Control+2

キー(

Windows

の場合)を押します。[最近](Recent)タブには、最後 に使用したセッションとプロジェクトが

10

件表示され ますが、それ以外には、このタブ固有のコマンド、オプ ション、設定は表示されません。リスト内のプロジェク トをダブルクリックすると、そのプロジェクトが開き ます。ログインしていない場合、最近使用したプロジェ クトは表示されません。

(13)

9

[プロジェクト]タブ

[プロジェクト](Project)タブを表示するには、ダッシュ ボードで[プロジェクト](Project)タブをクリックするか、

Command+3

キー(

Mac

の場合)または

Control+3

キー (

Windows

の場合)を押します。[プロジェクト](Projects) タブには、自分が作成してクラウドに保存したプロジェ クト、または現在コラボレーションを行っているプロ ジェクトがすべて表示されます。リスト内のプロジェクト をダブルクリックすると、そのプロジェクトが開きます。 ログインしていない場合、プロジェクトは表示されません。 ダッシュボードのその他のキーボード・ショート カット フォーカスされているテンプレート・リスト、セッショ ン・リスト、プロジェクト・リスト内を移動するには、 上下の矢印キーを押すか(

Mac

の場合)、

Alt

キーを押し ながら上下の矢印キーを押します(

Windows

の場合)。 表 示 さ れ て い る リ ス ト の 先 頭 の 項 目 を 選 択 す る に は

Home

キーを押し、最後の項目を選択するには

End

キー を押します。この操作は、

Mac

Windows

で共通です。 フォーカスされているテンプレート・リスト、セッショ ン・リスト、プロジェクト・リストを上方向にスクロー ルするには

Page Up

キーを押し、下方向にスクロールす るには

Page Down

キーを押します。この操作は、

Mac

Windows

で共通です。

起動時のダッシュボードの表示と非表示を切

り替える

起動時にダッシュボードを表示または非表示にするには、次のい ずれかを行います。  ダッシュボードで、[起動時に表示](Show on startup) オプションを有効(または無効)にします。 [設定](Setup)>[初期設定](Preferences)と移 動して、「初期設定を表示」ページの警告とダイアロ グ・セクションで、[Pro Tools起動時にダッシュボー ドウィンドウを表示](Show Dashboard window

when Pro Tools starts)オプションを選択または選 択解除します。選択すると表示され、選択を解除する と非表示になります。[OK]をクリックします。

テンプレートを使用して新しいセッション

を作成する

テンプレートを使用して新しいプロジェクトを作成するには: 1 ダッシュボードで[作成](Create)タブをクリック するか(表示されていない場合)、

Command+1

キー (

Mac

の場合)または

Control+1

キー(

Windows

場合)を押します。 2[タイプ](Type)オプションで、[プロジェクト(クラ ウド)](Project (cloud))または[セッション(ロー カル)](Session (local))を選択します。 3[名前](Name)フィールドで、プロジェクト名を入 力します。

4[テンプレートから作成](Create From Template)オ プションを有効にします。 5[テンプレートグループ](Template Group)ポップアッ プ・メニューで、使用するテンプレートのカテゴリを 選択します([ギター](Guitar)や[ソングライター] (Songwriter)など)。 6 右側のリストで、使用するテンプレートを選択します。

[テンプレートから作成](Create From Template)オプショ ンが有効になっている状態のダッシュボード

(14)

10

7 いずれかのプロジェクト・パラメーターを変更する場

合は、以下のいずれかを行います。

[オーディオファイルタイプ](Audio File Type)(WAV

またはAIF)を選択します。

[ビットデプス](Bit Depth)(16ビット、24ビット、 または32ビットの浮動小数点数)を選択します。

[サンプルレート](Sample Rate)を選択します。

インターリーブ・マルチチャンネル・オーディオ・ファ イルを作成するには、[インターリーブ](Interleaved) を有効にします。

セッションの場合のみ:[保存場所を選択](Prompt for location)オプションまたは[場所](Location)オプ ションを選択します。[場所](Location)オプション を選択すると、[場所](Location)ボタンをクリック して、セッションを保存するデフォルトの場所を指定 できます。 8[作成](Create)をクリックします。 9 セッションの場合のみ:保存ダイアログで、セッショ ンを保存する場所を選択して[保存](Save)をク リックします。

新しい空のプロジェクトを作成する

新しい空のプロジェクトを作成するには: 1 ダッシュボードで[作成](Create)タブをクリック するか(表示されていない場合)、

Command+1

キー (

Mac

の場合)または

Control+1

キー(

Windows

場合)を押します。 2[タイプ](Type)オプションで、[プロジェクト(クラ ウド)](Project (cloud))または[セッション(ロー カル)](Session (local))を選択します。 3[名前](Name)フィールドで、プロジェクト名を入 力します。

4[テンプレートから作成](Create From Template)

オプションが選択解除されていることを確認します。

5 いずれかのプロジェクト・パラメーターを変更する場

合は、以下のいずれかを行います。

[オーディオファイルタイプ](Audio File Type()WAV

またはAIF)を選択します。

[ビットデプス](Bit Depth)(16ビット、24ビット、 または32ビット浮動小数点数)を選択します。

[サンプルレート](Sample Rate)を選択します。

プロジェクトで使用する[I/O設定](I/O Settings)

を選択します。既存の

I/O

設定の中から選択するか、 新たに作成した[I/O設定](I/O Settings)を選択し ます。

インターリーブ・マルチチャンネル・オーディオ・ファ イルを作成するには、[インターリーブ](Interleaved) を有効にします。

セッションの場合のみ:[保存場所を選択](Prompt for location)オプションまたは[場所](Location)オプ ションを選択します。[場所](Location)オプション を選択すると、[場所](Location)ボタンをクリック して、セッションを保存するデフォルトの場所を指定 できます。 6[作成](Create)をクリックします。 7 セッションの場合のみ:保存ダイアログで、セッショ ンを保存する場所を選択して[保存](Save)をク リックします。

Mac

Windows

との互換性を保つために、ファ イル・タイプを

BWF

.WAV

)に設定してくだ さい。 ダッシュボードで新しいセッションを作成

(15)

11

最近使用したプロジェクトを開く

最近使用したプロジェクトを開くには:

1 ダッシュボードで[最近](Recent)を選択するか、

Command+2

キー(

Mac

の場合)または

Control+2

キー(

Windows

の場合)を押します。 2 右側のリストで、最近使用した

10

件のセッションまた はプロジェクトのいずれかを選択します。サインイン していないと、リストにプロジェクトは表示されない ことに注意してください。 3[開く](Open)をクリックします。

プラグインを非アクティブにしてプロジェ

クトを開く

Pro Tools

では、すべてのプラグインを非アクティブな状 態にしてプロジェクトを開くことができます。多数のプ ラグインを使用するプロジェクトを開く場合は時間がか かることがありますが、プラグインを非アクティブにす ることにより、プロジェクトをすばやく開いて内容を確 認し、プラグインを使用しないオーディオの再生をすば やく行うことができます。プラグインをアクティブな状 態にしてプロジェクトを開き直す場合も、簡単に実行す ることができます。 すべてのプラグインを非アクティブにしてPro Toolsのプロ ジェクトを開くには:

1

Pro Tools

で、[ファイル](File)>[プロジェクトを開く] (Open Project)を選択します。 2 ダッシュボードのプロジェクト・リストで、目的のプ ロジェクトを選択します。 3

Shift

キーを押しながら[開く](Open)をクリックし ます。 すべてのプラグインをアクティブにしてプロジェクトを開き直 すには、以下のいずれかを行います: [ファイル](File)>[前回保存した状態に戻す](Revert To Saved)を選択します(セッションの場合のみ)。 [ファイル](File)>[最近のセッションを開く](Open Recent)を選択し、サブメニューで一番新しいプロ ジェクトを選択します。

Pro Tools

を初めて起動した場合(または、[ファ イル](

File

>

[最近のセッションを開く](

Open

Recent

>

[クリア](

Clear

)を選択して[最近 のセッション](

Recent Sessions

)リストをクリ アした場合)、[最近のセッションを開く](

Open

Recent

)オプションは選択できません。 最近使用したセッション/プロジェクトのリストが表示された ダッシュボード

Command+Shift+O

キー(

Mac

の場合)または

Control+Shift+O

キー(

Windows

の場合)を押 すと一、番新しいプロジェクトが開きます。 すべてのプラグインをアクティブにしてセッショ ンを開く代わりに、

Command+Control

キーを押 しながらプラグインをクリックするか(

Mac

の場 合)、

Control+Start

キーを押しながらプラグイン をクリックして(

Windows

の場合)、プラグイン を個別にアクティブにすることもできます。行全 体のプラグインをアクティブにするには、その行 のいずれかのプラグインを

Command+Option+

Control

キーを押しながらクリックするか(

Mac

の場合)、

Control+Alt+Start

キーを押しながらク リックします(

Windows

の場合)。

(16)

12

セッション・データのインポート

[セッションデータをインポート](Import Session Data)

コマンドまたはドラッグ&ドロップ操作を使用して、別の

Pro Tools

セッションから現在の

Pro Tools

プロジェク トにデータをインポートしてメディアをコピーすること ができます。トラックをインポートしたり、インポート するセッション・データ(オートメーションやルーティ ングなど)を選択することもできます。また、メイン・ プレイリストのオプションをインポートして、既存のオ プションを置き換えたり、既存のトラックに要素を重ね ることもできます。 トラックやトラックの属性をプロジェクトにインポートする には: 1 新しいプロジェクトを作成して開くか、既存のプロ ジェクトを開きます。 2 以下のいずれかを行います。

[ファイル](File)>[インポート](Import)>[セッ ションデータ](Session Data)を選択し、データを インポートするセッションを選択して[開く](Open) をクリックします。

ワークスペース・ブラウザ、

Windows Explorer

、また は

Mac Finder

から、編集ウィンドウの空いている場 所かトラック・リストに、インポートするトラックや 属性のあるセッション・ファイルをドラッグします。 3 セッションの[フェーダーゲイン](Fader Gain)設定 がプロジェクトの設定と異なる場合は、[セッション データをインポート](

Import Session Data

)ダイ アログが表示される前に、フェーダー・ゲインを変更 するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。 4 [ソース](

Source

)セクションで、各トラック名の 右にあるポップアップメニューをクリックすること によってインポートするトラックを選択し、[新規ト ラック](New Track)を選択します。 5 選択したトラックごとに、新規のトラックとしてイン ポートするか、または既存のトラックへインポートす るかをポップアップメニューで選択できます。[トラッ クを一致](Match Tracks)をクリックすると、同じ 名前のインポート元トラックとインポート先トラッ クを自動的に一致させます。 6[インポートするトラックデータ]ポップアップメニュー からインポートするトラックのデータを選択します。 7[メ イ ン プ レ イ リ ス ト オ プ シ ョ ン](Main Playlist Options)から、ソース・トラックのインポート方法 を選択します。 8 場合によっては、[オーディオメディアオプション]と [ビデオメディアオプション]のポップアップメニュー から、メディア・ファイルのインポート方法を選択し ます。 9 インポートしたデータの[タイムコードマッピング]

(Time Code Mapping)オプションを選択します。

10 プロジェクトのサンプル・レートが異なる場合は、

[ソースのサンプルレート](Source Sample Rate)

ポップアップ・メニューでソース・セッションのサン プル・レートを選択します。 11 ソース・セッションから拍子とテンポのマップをイン ポートす るに は、[テンポ / 拍子マップ](Import Tempo/Meter Map)オプションを選択します。 12 ソース・セッションから調号をインポートするときは、

[調号マップ](Import Key Signature Map)オプショ ンを選択します。

13 ソース・セッションからマーカーとメモリーロケー

ションをインポートするには、[マーカー/メモリーロ ケーション](Import Marker/Memory Locations)オ プションを選択します。

14 ウィンドウ構成をインポートするには、[ウィンドウ

構成](Import Window Configurations)オプショ ンを選択します。

15

Pro Tools HD

でソース・セッションからマイクプリ 設 定 を イ ン ポ ー ト す る と き は、[マ イ ク プ リ 設 定] (Import Mic Pre Settings)を選択します。 複数のトラックを選択するには、いずれかのト

ラックのポップアップメニューを

Option-

クリッ ク(

Mac

)または

Alt-

クリック(

Windows

)し、 [新規トラックとしてインポート]を選択します。 サラウンド・ミキシングに対応していない

Pro

Tools

システムの場合は、ソーストラック・リス トにサラウンド・トラックは表示されません。 プロジェクト・バンドル以外の場所に保存されて いる、ローカル・システム上のメディア・ファイ ルに、プロジェクトをリンクすることができます。 その場合、リンクされたメディアはクラウドに同 期されたままになりますが、ローカルのプロジェク ト・メディア・キャッシュにはコピーされません。

(17)

13 16 完了したら[OK]をクリックします。 17 メディアをコピーまたはコンソリデートするときは、 メディア・ファイルを保存する場所を選択します。

ドラッグ&ドロップ操作によるセッションの

インポート

セッション・ファイルを現在のプロジェクトにドラッグ して、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、

MIDI

ファイル、クリップ・グループ・ファイル、

REX

ファ イル、

ACID

ファイル、トラック、セッション・データ のインポートとスポットを行うことができます。

セッションをクリップ・リストにドラッグすると、その セッションのすべてのクリップがインポートされます (トラックはインポートされません)。

• Pro Tools

のトラックにセッション・ファイルをドラッ グして、トラックをインポートすることができます。

• Pro Tools

のトラック・プレイリストにセッションを ドラッグすると[セッションデータをインポート] (

Import Session Data

)ダイアログが開き、インポー

トするトラックと属性を選択できます。インポートした セッション・データは、プロジェクトのタイムラインに セッションをドロップした位置から適用されます。 トラックとその他のセッション・データをドラッグ&ドロップ してインポートするには: 1 ワークスペース・ブラウザを開きます。 2 以下のように、

Pro Tools

のセッション・ファイル、

AAF

シークエンス、または

OMF

シークエンスを現在 のプロジェクトにドラッグします。

既存のトラックにドラッグし、そのトラックのデータ を上書きします。

Shift

キーを押しながらドラッグす ると、現在のトラック・プレイリストがインポートさ れたトラック・プレイリストに置き換わります(

Shift

キーによって[セッションデータをインポート]ダイ アログの設定が事前に決まります)。

編集ウィンドウの空いている場所にドラッグして、イン ポートするセッション・データ用の新規トラックを作 成します。

[セッションデータをインポート](

Import Session

Data

)オプションを設定します。

プロジェクトの保存

プロジェクトに参加しているいずれかのユーザーが変更 内容をアップロードすると、そのプロジェクトが保存さ れます。すべての変更内容のアップロードとダウンロー ドが実行されるまで、ローカル・キャッシュには、ロー カルの作業用コピーとクラウド・バージョンが個別に保 存されます(他のユーザーが編集したバージョンも個別 に保存されます)。

セッションをプロジェクトとして保存する

Pro Tools

では、セッションのコピーをプロジェクトとし て保存することができます。セッションをプロジェクト として保存することにより、既存のセッションをプロ ジェクトに変換して、オンラインでコラボレーションを 行うことができます(元のセッションは、参照用として 使用できます)。 セッションのコピーをプロジェクトとして保存する前に、 割り当てられているオンライン・ストレージの容量と使 用可能な帯域幅を確認する必要があります。たとえば、 サイズの大きなファイル内のごく一部のオーディオだけ を参照するクリップで作業を行う場合は、それらのク リップを統合することをお勧めします。ご使用のイン ターネット接続の速度が非常に速いものでない限りは、 サイズの大きな参照ファイルのアップロードに時間がか かる場合があります。サイズの小さなファイル・クリッ プのアップロードとダウンロードは、比較的短時間で完 了します。通常は、すべての代替プレイリストを共有する 必要はなく、トラックのメイン・プレイリストを共有す るだけで十分です。可能な限り余分なものを省いてから、 セッションをプロジェクトとして保存することをお勧め します。こうすることにより、プロジェクトに参加して いるすべてのユーザーの作業時間とオンライン・スト レージ領域の節約につながります。 セッションのコピーをプロジェクトとして保存するには: 1 対象のセッションをプロジェクトとして保存するた めの準備を行います(たとえば、余分なファイルを セッションから削除する、サイズの大きなファイルの 一部だけを参照するクリップを統合する、などの作業 を行います)。 2 プロジェクト内で必要になるトラックだけを選択し ます(任意)。 インポートしたトラックのソース・メディアが使用 できない場合や、対応するアウトプット・パスが現 在のプロジェクトに含まれていない場合、インポー トしたトラックは非アクティブな状態になります。

(18)

14

3

Pro Tools

で[ファイル](File)>[サインイン](Sign

In)を選択して、

Avid

マスター・アカウントにログ インします。

4[ファイル](File)>[コピーを保存](Save Copy In)

を選択します。 5 [コピーを保存]

Save Copy In

)ダイアログで、[フォー マット](Format)を[プロジェクト](Project)に設 定します。 6 セッション・パラメータに必要な値を指定します。帯域 幅とストレージ領域を節約するため、セッションを プロジェクトとして保存する際に、サンプル・レート とビット・デプスに低い値を指定することをお勧めし ます。 7 コピーする項目を選択します。セッションをプロジェ クトとして保存するたびに、すべてのオーディオ・ファ イルが保存されますが、トラックについてはメイン・ プレイリストだけが保存されます。レンダリングされ たエラスティック・オーディオ・ファイルについては、 コピーしないことをお勧めします。

8 [選択したトラックのみ](Selected Tracks Only)オプ ションを有効にします(任意)。 9[OK]をクリックします。

プロジェクトをセッションとして保存する

Pro Tools

では、プロジェクトのコピーをセッションと して保存することができます。オンライン・プロジェク トでの作業が完了したら、そのプロジェクトをセッショ ンとしてローカルにアーカイブし、元のプロジェクトを 削除します。こうすることにより、

Avid

クラウド・アカ ウントのクラウド・ストレージ領域を解放することがで きます。 プロジェクトのコピーをセッションとして保存するには: 1 共有トラックに対するすべての変更を承認または却 下します。

2[ファイル](File)>[コピーを保存](Save Copy In)

を選択し、[コピーを保存](

Save Copy In

)ダイアロ グで[フォーマット](Format)を[セッション(最新)] (Session (Latest))に設定します。 3 セッション・パラメータに必要な値を指定します。 4 コピーする項目を選択します。オーディオ・ファイルと ムービー・ファイル/ビデオ・ファイルは必ずコピーさ れることに注意してください。 5[OK]をクリックします。 セッションのコピーをプロジェクトとして保存 プロジェクトのコピーをセッションとして保存

(19)

15

プロジェクトのメタデータ

Pro Tools

には、プロジェクト用のメタデータ・インスペ クター・ウィンドウが用意されています。このウィンドウ を使用すると、セッションのメタデータ(アーティスト、 コントリビューター、サンプル・レート、ビット・デプス、 場所など)の表示や編集を行うことができます。一部の プロジェクト・メタデータは表示専用で、編集すること はできません。たとえば、メタデータ・インスペクター に表示されるプロジェクト所有者の情報は、表示専用 データです。メタデータは、プロジェクトとともに保存 されます。プロジェクトのメタデータは、

Pro Tools

のブ ラウザ・ウィンドウにも表示されます。 メタデータ・インスペクターを開くには: [ウィンドウ](Window)>[メタデータインスペクター] (Metadata Inspector)の順に選択します。

メタデータ・インスペクター・ウィンドウ

メタデータ・インスペクター・ウィンドウには、プロジェ クトに関する以下の情報が表示されます。編集可能なメ タデータもあれば、表示専用のメタデータもあります。 プロジェクト名(

Project Name

プロジェクトの名前 が表示されます。 プロジェクト所有者(

Project Owner

プロジェクト 所有者の名前が表示されます。 タイトル(

Title

セッションやプロジェクトとは別の名 前をタイトルとして入力します。 アーティスト(

Artist(s)

セッションまたはプロジェ クトのアーティストの名前を入力します。複数の名前を 入力することができます。 コントリビューター(

Contributor(s)

セ ッ シ ョ ン ま たはプロジェクトのコントリビューターの名前を入力し ます。複数の名前を入力することができます。 サンプルレート(

Sample Rate

セッションまたはプ ロジェクトのサンプル・レートが表示されます。サンプル・ レートは、ワークスペースでも表示することができます。 ビットデプス(

Bit Depth

セッションまたはプロジェ クトのビット・デプスが表示されます。ビット・デプスは、 ワークスペースでも表示することができます。 場所(

Location

セッションまたはプロジェクトがレ コーディングされた場所を入力します。 作成日(

Date Created

セッションまたはプロジェク トの作成日時が表示されます。作成日は、ワークスペース でも表示することができます。 修正日(

Date Modified

セッションまたはプロジェ クトの最終変更日時が表示されます。修正日は、ワークス ペースでも表示することができます。

BPM

セッションまたはプロジェクトのテンポまたはテン ポの範囲が

1

分間あたりの拍数で表示されます。BPMは、 ワークスペースでテンポとして表示することもできます。 プロジェクト情報が表示されたメタデータ・インスペクター・ ウィンドウ

(20)

16

プロジェクトを閉じる

Pro Tools

では、一度に作業できるプロジェクトは

1

つ だけです。[プロジェクトを閉じる](Close Project)コマ ンドを実行すると、作業中の

Pro Tools

プロジェクトは 終了しますが、

Pro Tools

アプリケーションは稼働した ままになります。プロジェクトを閉じようとすると、その プロジェクトを保存するためのプロンプトが表示されま すが、プロジェクトを閉じる前に、[保存](Save)コマ ンドまたは[名前を付けて保存](Save As)コマンドを 使用して作業内容を保存することをお勧めします。 プロジェクトを閉じるには: [ファイル](File)>[プロジェクトを閉じる](Close Project)を選択します。

プロジェクト名の変更

自分が所有しているプロジェクトの名前を変更すること ができます。ただし、ダッシュボードの[プロジェクト] (

Projects

)タブで開いているプロジェクトの名前を変更 することはできません。 プロジェクト名を変更するには: 1 ダッシュボード・ウィンドウで[プロジェクト]( Pro-jects)タブを選択して、作業中のプロジェクトを表 示します。

Pro Tools

がすでに稼働している場合は、 [ファイル](File)>[プロジェクトを開く](Open Project)を選択して、ダッシュボード・ウィンドウの [プロジェクト](Projects)タブにアクセスします。

Command+Option+O

キ ー(

Mac

の場 合)ま た は

Control+Alt+O

キー(

Windows

の場合)を押しても、 同じ操作を実行することができます。 2 プロジェクト・リストの右側で、名前を変更したいプロ ジェクトのポップアップ・メニューをクリックします。 3[名前変更](Rename)を選択します。 4 ダイアログが表示されたら、新しいプロジェクト名を 入力します。 5[OK]をクリックします。

ローカル・キャッシュの削除

現在開いていない任意のプロジェクトの[ローカルキャッ シュをクリア](Remove Local Cache)コマンドを使 用すると、ローカル・システムのストレージ領域を解放 することができます。ローカル・キャッシュを削除しても、 クラウドのプロジェクトに影響はありません。引き続き、 クラウドからプロジェクトを取得することができます。 オンラインの

MyAvid

アカウントのクラウド・ストレージ から、いつでもプロジェクトを復元することができます。 プロジェクトのローカル・キャッシュを削除するには: 1 ダッシュボード・ウィンドウで[プロジェクト]( Pro-jects)タブを選択して、作業中のプロジェクトを表 示します。

Pro Tools

がすでに稼働している場合は、 [ファイル](File)>[プロジェクトを開く](Open Project)を選択して、ダッシュボード・ウィンドウの [プロジェクト](Projects)タブにアクセスします。

Command+Option+O

キ ー(

Mac

の場 合)また は

Control+Alt+O

キー(

Windows

の場合)を押しても、 同じ操作を実行することができます。 2 プロジェクト・リストの右側で、ローカル・キャッ シュを消去したいプロジェクトのポップアップ・メ ニューをクリックします。 3[ロ ー カ ル キ ャ ッ シ ュ を ク リ ア](Remove Local Cache)を選択します。 4 プロンプトが表示されたら[削除](Delete)をクリッ クします。 プロジェクトの右側にクラウド・アイコンが表示される ことに注意してください。

Pro Tools

により、プロジェ クトのローカル・キャッシュが削除されますが、クラウ ド上のプロジェクトに影響はありません。クラウド・ア イコンをクリックすると、プロジェクトのメディアがダ ウンロードされ、プロジェクトのローカル・バージョン とオンライン・バージョンが同期されます。 ダッシュボードでプロジェクト名を変更 ダッシュボードでローカル・キャッシュを削除

参照

関連したドキュメント

If information about a suitable drawing (that is, the location of its vertices) of a graph is given, our results allow the computation of SSSP in O(sort (E)) I/Os on graphs

• Do not disconnect connections to this equipment unless power has been removed or the area is known to be nonhazardous.Secure any external connections that mate to this

Sait¯ o, Convergence of the Neumann Laplacians on Shrinking domains, preprint, 1999.

のようにすべきだと考えていますか。 やっと開通します。長野、太田地区方面  

8.1 In § 8.1 ∼ § 8.3, we give some explicit formulas on the Jacobi functions, which are key to the proof of the Parseval-Plancherel type formula of branching laws of

・大都市に近接する立地特性から、高い県外就業者の割合。(県内2 県内2 県内2/ 県内2 / / /3、県外 3、県外 3、県外 3、県外1/3 1/3

[r]

創業当時、日本では機械のオイル漏れを 防ぐために革製パッキンが使われていま